北原白秋 年齢年表

文化人・経済人

詩人、童謡作家、歌人。
本名は北原隆吉(きたはらりゅうきち)
1885年(明治18年)1月25日生れ

北原白秋 年齢年表

0歳 熊本県で生れすぐに福岡県山門郡沖端村(現・柳川市)へ移り育つ。父・長太郎、母・シケ。実家は酒造業。
2歳 母・シケが弟・鉄雄を出産した後チフスで死去。
12歳 柳河高等小学校卒業。県立伝習館中学(現・福岡県立伝習館高等学校)に進学。
14歳 成績下落で落第。詩歌に熱中する。
16歳 実家が火事で全焼。「白秋」の号を用いて同人雑誌に詩文を投稿。
19歳 長詩「林下の黙想」が「文庫」四月号に掲載される。中学を退学し早稲田大に入学。
20歳 「全都覚醒賦」が「早稲田学報」懸賞一等に入選し、新進詩人として注目される。
21歳 新詩社に参加。与謝野鉄幹、与謝野晶子、木下杢太郎、石川啄木らと知り合う。
23歳 「謀叛」を発表し高評を得る。新詩社脱退。石井柏亭らのパンの会に参加。象徴主義、耽美主義的詩風を志す文学運動の拠点となる。
24歳 「スバル」刊に参加。木下らと詩誌「屋上庭園」創刊。処女詩集「邪宗門」出版。実家が破産。帰郷する。
25歳 「屋上庭園」掲載した白秋の詩「おかる勘平」が風俗紊乱に当たるとされ発売禁止処分となり同誌は廃刊に。再び上京。
26歳 第二詩集「思ひ出」刊行。
27歳 家族を東京に呼び寄せる。人妻と不倫発覚。名声下落。
28歳 初めての歌集『桐の花』と詩集『東京景物詩及其他』を刊行。結婚。
29歳 離婚。「真珠抄」「白金之独楽」刊行。「地上巡礼」創刊。
30歳 弟と阿蘭陀書房を創立し雑誌「ARS」創刊。詩集「わすれなぐさ」歌集「雲母集」刊行。
31歳 再婚。「白秋小品」刊行。
32歳 阿蘭陀書房を手放し、再び弟と出版社アルスを創立。
33歳 童謡や児童詩など児童作品を手がけるようになる。
34歳 処女小説「葛飾文章」「金魚」発表。歌謡集「白秋小唄集」、童謡集「とんぼの眼玉」刊行。
35歳 「雀の生活」刊行。「白秋詩集」刊行開始。離婚。
36歳 三度目の結婚。「落葉松」発表。歌集「雀の卵」、翻訳「まざあ・ぐうす」刊行。
37歳 長男・隆太郎誕生。山田耕筰と共に「詩と音楽」創刊。
38歳 関東大震災。
40歳 長女・篁子誕生。童謡集「子供の村」刊行。
41歳 詩誌「近代風景」創刊。童謡集「からたちの花」「象の子」刊行。
42歳 詩論集「芸術の円光」刊行。
44歳 「海豹と雲」刊行。「白秋全集」刊行開始。
49歳 「白秋全集」完結。歌集「白南風」刊行。
52歳 糖尿病と腎臓病の合併症を発症し視力をほぼ失う。
57歳 持病の悪化で死去

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