江戸時代に本草学者、戯作者、発明家などマルチに活躍した人物。
エレキテル(日本で初めて復元された電気機器)の復元や、燃えない布・火浣布、量程器(万歩計)、磁針器など多くの発明品を生み出した。
本草学者としては薬品会(博覧会)を開催。
戯作浄瑠璃作品を発表し人気作家としても活躍した。
讃岐国寒川郡志度浦(現:香川県さぬき市志度)生れ
1728年(享保13年)生れ
平賀源内 年齢年表
0歳 讃岐国寒川郡志度浦(現:香川県さぬき市志度)で白石家三男として生れる。
13歳 高松藩医の元で本草学や儒学を学ぶ。
21歳 父の死の後役として藩の蔵番となる。
24歳 長崎へ遊学する。
26歳 病気を理由に藩の蔵番退役。家督を妹婿に譲る。
27歳 量程器(歩いた距離を測る器具)や磁針器(オランダ人製作の磁針器を模倣した方角を測る器具)を製作。
28歳 江戸で本草学者、田村元雄(藍水)に弟子入りし本草学を学ぶ。林家にも入門し儒学(漢学)を学ぶ。
29歳 日本初の物産会(薬種・物産を展示する会)を発案し開催。
33歳 伊豆で鉱床を発見し、産物のブローカーなども行う。
34歳 「東都薬品会」を江戸の湯島で開催し知名度が広がる。杉田玄白や中川淳庵らと交友する。
48歳 長崎で手に入れたエレキテル(静電気発生機)を修理して復元し話題となる。
51歳 門人の久五郎と口論となり殺傷事件を起こし投獄される。破傷風により獄中で死亡。
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