薩摩藩出身の幕末志士で明治政府の政治家。
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称される。
1830年9月26日生れ
大久保利通 年齢年表
0歳 薩摩藩士・大久保利世と福の長男として生まれる。幼名は正袈裟(しょうけさ)。西郷隆盛とは幼馴染。
13歳 元服し、正助(しょうすけ)と名乗る。
15歳 藩の記録所書役助として出仕。
19歳 お由羅騒動で父・利世に連座して罷免され謹慎処分となる。
22歳 藩主が島津斉彬になると謹慎が解かれ記録所書御蔵役として復職。
27歳 西郷隆盛らと共に精忠組(せいちゅうぐみ)で活動。
28歳 失脚した西郷隆盛に代わり精忠組を率いる。
31歳 御小納戸役に昇格。一蔵(いちぞう)の名を賜る。
32歳 御側役(御小納戸頭取兼務)に昇進。
34歳 利通を名乗る。
35歳 薩長同盟
37歳 大政奉還。王政復古の大号令において明治維新。
38歳 参議に就任し、版籍奉還、廃藩置県などの明治政府の中央集権体制確立を行う。
40歳 大蔵卿に就任。岩倉使節団の副使として外遊。
42歳 帰国。留守政府で問題になっていた朝鮮出兵を巡る征韓論論争で西郷隆盛や板垣退助ら征韓派と対立し西郷らを失脚させる。自ら初代内務卿(参議兼任)として実権を握る。「富国強兵」をスローガンとして、殖産興業政策を推進。
46歳 西南戦争。
47歳 馬車で皇居へ向かう途中襲われ暗殺される。
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